■ミネラルとは
ミネラルとは無機質ともいい、私達の体にとって欠かせない5大栄養素の一つです。
5大栄養素とは、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルをいいます。そのうち炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質は、3大栄養素といって私達の体をつくったり、体を動かすためのネルギーとなるものです。ビタミンとミネラルは、微量栄養素といって体の機能の維持・調節に欠くことのできない栄養素です。
私達の体はたくさんの種類の元素が組み合わせられてできており、その主なものは炭素・水素・酸素・窒素の4つの元素が約95~97%を占めています。残りの約3~5%の元素をまとめてミネラル
と呼んでいます。
ミネラル大きく分けて2つに分類されます。
- 多量ミネラル
1日の必要量が計100mg以上必要と言われているミネラルで、主なものにナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンがあります。
- 微量ミネラル
1日の必要量が計100mg未満必要と言われているミネラルで、主なものに鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンがあります。
ミネラルの主な役割
- 体液量や酸・アルカリ度の調節、筋肉や神経の情報伝達に働く
- たんぱく質と結合し、酵素・補酵素の材料として働く
- 身体の構成材料として働く
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